コラム・指導日記⑤                     プロフィール写真撮影


昨日はプロフィール写真撮影で、月島(もんじゃ・佃煮が有名)のスタジオに行ってきました。みなさん、スチール撮影は得意ですか? 動画(演技)は得意でも、スチールは苦手という方も結構いらっしゃいますね。

 

■スチールが苦手で表情がいつも固まってしまう人は、「静止画」という意識を強く持ってしまい、最高の笑顔を作って、それを撮影時間中維持しなければ・・・、といった構えたスタンスでカメラの前にいませんか? そうすると、仕上がった写真には「構えた、取り繕った自分」が写ってしまいますよね。

 

■イキイキした表情を撮ってもらうには、ちゃんとリラックスした呼吸を保つこと。そして例えば、相手役(カメラ)に向かって前向きな働きかけをしているシーンを演じてみるのはいかがでしょうか? インナーボイス(声に出さない台詞)をいくつか用意しておいて語りかけようにしてみてもいいかもしれません。

 

■もっとシンプルに、日頃から鏡の中の自分に向かって微笑んでいるように、レンズの向こうにいる「写真を撮ってもらっている自分」=「新しい出会いに向かって一歩踏み出している自分」に微笑んで挨拶するようにしてはいかがでしょう。

 

■ステキな写真を見ると、ストーリーを感じることってありませんか? カメラの前では生きた、前向きな自分でいる事に挑戦しましょう。それができたら、カメラマンさんは、その中の最高の一瞬を切り取ってくれるはずです。